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TOYOTA

2025.02.17

ハイエースDPF再生不良

 DPFの再生に時間がかかるとのことで入庫

平成28年のLDF ハイエースです

通常頭に浮かぶのは触媒のASSY交換

が、しかし

数値を見てみよう

燃焼温度が S1 355.0℃ S2 507.5℃ と基準よりも低くなっています。

触媒ASSY交換だと20万円~の出費となりますが原因はその前にありそうという事で

今回はタービンアウトレットエルボー&インジェクターの点検をさせていただきました。

アウトレットエルボー&インジェクターはご覧の通り煤だらけとなっております

これではDPF再生どころではありません。燃焼時間がかかって完全に燃えない状態となってるのが頷けます

対策品のアウトレットエルボーに取替 インジェクターも新しく取替

強制再生で燃焼温度が 709.3℃となりました。

最後にWAKO’SディーゼルⅡを施工し、診断機にてダイアグコードもリセットし完了です。

これで快適に乗れますね

いつもご利用いただきありがとうございます

最後に今回はアウトレットエルボーの詰まりが原因でしたが、様々な原因でDPF再生不良となる場合があります。

そのままにしておくと修理代が高額になる場合もありますので早めに診断することをお勧めします。

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